エイズHIVの症状

HIVにより、免疫力が低下してエイズ発症が近づくと、しつこい下痢やひどい寝汗、理由のない急激な体重減少などエイズ関連症候群が出てきます。

さらに免疫力が弱まってくると、健康時には問題にならない種類のかびや細菌などの病原体による日和見(ひよりみ)感染や悪性腫瘍、神経障害などエイズの症状が現れてきます。

HIVが体内で増殖するという事は、他の病気の原因(病原体)に対する抵抗力が低下する事を意味しています。抵抗力が低下してくると、健康な状態では病気の原因にならないようなカビやウイルス、原虫などの病原体に勝てなくなり、日和見感染という状態を発症します。


この日和見感染症は、HIVに感染した人以外にも、抗ガン剤の投与や体の弱ったお年寄り等、病気に対する抵抗力が弱っている人にも起こります。

現在、HIVに感染しており、指定された23の日和見感染のどれかにかかった時に「エイズ発症」といわれる状態になります。(例え日和見感染にかかっても、医師の診断によっては、エイズ発症とならない事もあります)。

HIVに感染した人が、日和見感染に発病した場合、エイズ発症と言われています。最終的には医師の診断で、発症の有無が決まります。

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