エイズHIVの感染を知る方法

エイズ感染の有無は検査を受けない限りわかりません。エイズに感染しても症状がないからです。エイズの感染を早く知ることは、他者にエイズを感染させないためと、なによりも早期に医師にかかりエイズ発症予防などの治療を受けることができるからです。感染してないことを100%確信するためにはエイズ検査しかありません。

献血、健康診断、人間ドック、血液検査などをして、実はエイズに感染していることが判明するなんてことは絶対にないといって良いです。


エイズ検査は正しく言うと、「HIV抗体検査」のことです。HIVウイルスが体の中に進入すると、数週間でその人の体に「HIV抗体」が生まれます。検査をしてその抗体が血液から見つかれば、HIV抗体がある=HIVに感染していると言うことになります。

エイズ検査はHIVウイルスが体の中にあるかないかの検査ではないので、感染の疑い後すぐに検査を受けてもだめなのはこのためです。(「HIV抗体」はできますが、「抗体」といいながらエイズをやっつける力がないので、これができても事態は何らかわらないのです)

血液中にHIVの抗体ができるようになるまでに少なくとも6~8週間かかります。12週間以上経過して受けると、より確実な結果が得られます。

厚生労働省のエイズ動向委員会からの報告によりますと、HIV感染者数、エイズ発症者数共に前回、前年同時期より大幅に上昇しています。これ以上不幸な状況を増やすことはなんとしてでも阻止しなければなりません。

病院や保健所で相談、検査を受ける

病院や保健所の相談、検査は匿名で(実名や住所を知らせる必要はなく)プライバシーも守られます。実施日時等は直接病院、保健所へお問い合わせください。

自分で検査をする

不安だが病院へ行く時間がない人や、病院や保健所へ行くのはどうしても・・・という人は、自宅に居ながら、匿名で検査するキットがあります。実際に保健所や病院が検査に使っているものと同じものなので検査の精度は信用できますが、万が一陽性になった場合は医療機関にご相談下さい。

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