インドは途上国の薬局:後発エイズ薬では80%超のシェア
「国境なき医師団(MSF)」によると、インドは世界各国で治療の要となる医薬品のジェネリック(後発薬)版の主要な製造国であるため、「途上国の薬局」と呼ばれている。MSFが各国で16万人を超える患者を治療するHIV・エイズ治療プログラムで使用する薬の80%がインド製だ。また、「Journal of the International AIDS Society」は、2003年から08年にかけて途上国向けのエイズ治療プログラム用に資金拠出機関が購入したエイズ治療薬の80%以上が、インド製のジェネリック薬であることを明らかにしている。
インドは05年に特許法を改訂するまで、医薬品に特許権を付与していなかった。世界貿易機関(WTO)の規定に従うため、同年に医薬品への特許権付与を開始してから、すでに複数の新しいエイズ治療薬に特許権を与えており、ジェネリック薬供給への懸念が次第に高まっている。インドの特許法は既存の治療薬よりも高い治療効果を示す薬にのみ特許権を付与しているが、欧米諸国などは特許権の強化を要求している。
欧州委員会とインドの自由貿易協定(FTA)交渉が8日、ブリュッセルで再開した。MSFは欧州委員会の通商担当委員に対し、インド製の安価なジェネリック薬の普及を大幅に妨げる措置を停止するよう要求しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000000-indonews-int
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