薬害エイズ訴訟、国が仮払い仮処分で和解 大阪の原告1人と
2010年5月31日
非加熱製剤でエイズウイルス(HIV)に感染した血友病患者らが国と製薬会社5社に損害賠償を求めた薬害エイズ訴訟で、原告側弁護団は31日、大阪地裁(小野憲一裁判長)で係争中の3人のうち1人について、健康状態の悪化を理由に国が賠償金の仮払いに応じたことを明らかにした。判決や和解よりも前に国が仮払いを行うのは異例。
弁護団によると、仮払い決定を受けたのは大阪府在住の男性原告で、金額は非公表。弁護団は4月12日、国と製薬会社に4500万円を仮払いするよう仮処分を大阪地裁に申し立てた。製薬会社側は拒否したが、国は応じ、5月20日に仮払いの和解が成立した。
同訴訟をめぐっては、小野裁判長が3月、3人にそれぞれ2800万円を支払うことなどを条件に和解を勧告。国は受け入れを決めたが、製薬会社5社のうち1社が、請求権の存続期間が過ぎていることを理由に拒否している。
厚生労働省医薬品副作用被害対策室は「仮払いはあくまで暫定的な支払いであり、引き続き和解に向けて取り組んでいく」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000648-san-soci
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「HIV検査を受けに行こう!」蒼井そらさん厚労省で訴え
2010年5月24日
6月1~7日に行われるHIV検査普及週間に先立ち、同週間のキャンペーン活動に参加するラジオDJの山本シュウさん(46)とタレントの蒼井そらさん(26)が24日、厚生労働省で会見し、「HIV検査を受けに行こう」などと訴えた。
2人は30日午後7時からインターネット動画配信サービス「ニコニコ動画」で生放送される番組「RED RIBBON SUMMIT2010~HIV検査数向上大作戦~」に出演。番組では若者を中心に、HIVやエイズの正しい知識を伝えるとともに、HIV検査の重要性などを訴えていくという。
山本さんは「大昔から、命を守るためには人を思いやる優しさが大事だと伝えられてきた。自分たちの身内が今、HIVに感染しているという感覚で参加してくれればうれしい」。蒼井さんは「動画でみなさんとつながって、(HIV検査について)話し合っていけたらな、と思っています」と話し、キャンペーンの参加を訴えた。
国内のHIV感染者やエイズ患者の新規報告数が増加傾向にある。同週間は厚労省とエイズ予防財団が主唱しているもので、6月1日には街頭キャンペーンを行うほか、同月6日にはJR渋谷駅近くの特設検査所で、NGOと協力し、HIVの無料検査を実施するという。