【アフリカ発!Breaking News】貧困、HIV・・。捨てられる子供たち。児童保護登録8千人を超す。
2009年4月20日
南アフリカの児童福祉機関によると、親から放棄された子供は昨年よりも倍近く増えているという報告があった。貧困、薬物、HIVなど、南アフリカの問題がそのまま子供に影響する結果となっている。
南アフリカの児童福祉機関によると、2008年から2009年にかけての会計年度報告で、親から放棄された子供が291人もいたという結果が出ている。これは昨年度の162人を大きく上回る人数だ。身寄りのない子供がもっとも増えたのは、ググレツというエリアで、昨年度よりも55.7%も増加した。一方、州自治体は2004年以降、7522人の子供が児童保護登録をしているが、2009年1月から3月までで既に871人の子供が登録された。
子供を放棄する理由は貧困によるものが一番なのだが、それ以外にも10代での妊娠、薬物乱用、暴力、性的暴力など様々だという。
最近ではシングルマザーによる子供放棄も増えているという。仕事もなく、誰からの援助もない彼女たちは、住むところはおろか水も不衛生なところで生活しているので、精神的にひどくもろいそうだ。自治体としては、15歳までの子供たちへの奨学金、24時間サービスのソーシャルワーカーによるケア、親の生活スキルトレーニングなどのサポートを設ける予定だ。
もうひとつの要因は、HIV感染や暴力による育児放棄が見られる。州自治体では虐待の程度や種類についての報告や、子供の誘拐、売春強制などについても慎重に対処をしている。
また、児童保護法や新生児保護法などでは養子もしくは里子を選べる無料サービスがあり、さまざまな機関から申請のアクセスが可能だという。
経済的に子供を育てられない環境なのに子供を作り、自分たちの勝手すぎる都合で子供を放棄している事実を見せつけられると、子供を産むというかけがえのない出来事にまったく関心がないように思えて腹立たしい。