大阪のHIV感染 最多200人超 「潜在」はさらに...
2008年11月29日
国内のエイズウイルス(HIV)感染者・患者数が累計1万5000人を突破する中、大阪府内で今年、新たに判明した感染者・患者数が212人と過去最多を記録したことが29日、府立公衆衛生研究所のまとめで分かった。200人を突破したのも初めてで、数字には表れない「潜在感染者」も拡大しているとみられる。半年以内に感染した初期感染者も約1割おり、12月1日の「世界エイズデー」を前に、専門家は「氷山の一角。感染は確実に広がっている」と危機感を募らせている。
◆5年で倍増
国内の感染者・患者数は、調査を始めた昭和60年以降、年々増加。今年9月までの累計で1万5037人に上っているが、感染の判明自体を恐れて検査を避ける「潜在感染者」はさらに多いとみられる。HIV疫学と予防に詳しい京大医学部の木原正博教授(社会疫学)は3万~4万人と推定。「感染者は4~5年で倍増しており、潜在感染者も同じペースで増加する可能性がある」と指摘している。
感染原因は同性間の性的接触が42%を占める一方、異性間の接触でも35%に上り、特に若い世代に目立つという。
府内でも感染者・患者数は増加の一途をたどっている。中でも、献血する際の2次感染予防検査で見つかるケースが他府県と比べて多く、その割合は、全国で今年新たに確認された86人のうちの約23%にあたる20人。HIV検査を目的に献血する「不適切利用」が多いのが原因とみられる。
◆検査は満員
こうした状況に対処するため、府や大阪市は今年3月、大阪・ミナミに大阪検査相談・啓発・支援センター「chot CASTなんば」を開設。保健所などの従来の公的検査機関と異なり、検査時間を週2回の平日夜間や土日の午後に設定したことから、検査に訪れた人が増加した。この結果、感染者・患者数も増えた面もあるという。
府立公衆衛生研究所ウイルス課の川畑拓也・主任研究員は「検査を受ける人が増えたのはセンター開設で利便性が高まったためだろう。しかし、まだまだ検査場所が少なく、十分な態勢とはいえない」と話す。
特に簡易検査でその日のうちに結果が分かる日曜日は混雑。9月には定員の40人からあふれた100人を断ったケースもあったという。川畑研究員は「判明した感染者には、半年以内に感染した初期感染の人も1割弱はおり、確実に感染は広がっている」と危惧(きぐ)している。
◆不治でない
「判明している感染者は氷山の一角。このままでは大変なことになる」と警告するのは、在阪のFM局で放送される自身のラジオ番組やライブ活動などでHIV感染予防を訴えてきた人気DJの山本シュウさん(44)。
「感染してどうせ死ぬんだから、これからみんなにうつしてやる」。山本さんの番組などには、感染が判明してパニックになった10代の少女からこうした声も寄せられている。
「不治の病」と恐れられてきたエイズは、副作用やコスト面などの課題は残っているものの、最近では治療法や発症を抑制する薬剤の研究も進んでいる。にもかかわらず、正しい情報が浸透していないこともあり、染みついた恐怖意識から検査自体を避け、潜在的な感染者・患者数を増やすという悪循環の図式に陥っているという。
山本さんは「エイズ=死ではなく、予防もできる。差別や偏見が根強いが、その前にもっとエイズについて知識を深めてほしい。そして、まさかと思っていても検査に行ってほしい」と話している。
引用:産経新聞
仏大統領夫人、エイズと闘う活動に従事へ
2008年11月28日
ランスのサルコジ大統領夫人で歌手のカーラ・ブルーニさんが、エイズと闘う世界的なキャンペーンで新たに役割を担うことになった。仏大統領府(エリゼ宮)が27日発表した。
今年2月にサルコジ仏大統領と結婚したブルーニさんは、結婚前から取り組んでいたニューアルバムを発表するなどしていたが、人道的な活動に打ち込みたいと述べていた。
エリゼ宮は声明で、夫人はジュネーブに拠点を置き、エイズや結核、マラリアと闘うグローバル・ファンドとともに活動する可能性があると述べた。
仏週刊誌レクスプレスは、ブルーニさんはエイズから母親と子どもを守る「世界大使」になるかもしれないと報じている。
引用:ロイター
1日に4人がHIVに感染する日本。コンドーム購入を恥ずかしいと思うな。
2008年11月24日
19日厚生労働省は、HIV感染者・エイズ患者数が過去最高を記録したと発表した。新規HIV感染者・エイズ患者の合計は413人、累計は1985年統計開始以来1万5000人を突破したことになる。一日に4人以上が日本では感染していることになり、先進国では日本だけが増加していると言われてもいる。今回発表されたものは、3ヶ月ごとに公表されるもの。資料は6月30日から9月28日までに報告されたもので、感染者数は294人。その内、男性が282人で、女性は12人。厚生労働省エイズ動向委員会では男性間の性的接触が局在的に感染を広めているのではと指摘した。しかし、同性愛者はリスクの高い行動を自覚しているからこそ、検査を受ける率が高いとも言われている。つまり、検査を受けていない無症候性キャリアやHIV感染者はもっと沢山いると推測される。12月1日は世界エイズ・デーだ。その日を直前にして、先進国として不名誉な数字を出してしまった。
発展途上国と日本のHIV感染経路には違いがある。前者は薬物乱用の注射の回し打ち。後者は性的接触が圧倒的に多い。HIVや性感染症の感染を予防するのに効果的なコンドームの出荷数量も2006年には1990年の約半分、約3億750万個にまで落ちた。反比例するようにHIV感染者・エイズ患者数が増えたのは皮肉としか思えない。
コンドームについて調べていたら面白いことを知った。世界のコンドームの2割から3割が日本製のコンドームなのに、日本の使用率は42%しかない。これは世界でエイズ人口が最も多いと言われている南アフリカと同じらしい。
なぜこんなにもコンドームが使用されなくなったのか?その背景には「恥ずかしい」と言うものがある。実際、通販に頼ったり、彼氏に買ってきてもらったり、中には彼氏が恥ずかしがって買ってきてくれないといったことまで起こっており、掲示板でそのことを匿名者に相談している。嘆かわしいが、これが若年層のコンドーム事情なのだ。
12月1日は世界エイズ・デー。HIVやエイズの世界規模での予防、理解を深め、偏見、差別をなくすことを目的として、WHOが定めた日だ。シンボルであるレッドリボンは、レッドリボンキャンペーンとして予防啓発やHIV・エイズと共に生きていくことや、知識を教えている。有名アーティストのライブとトークによる「RED RIBBON LIVE 2008」の啓発活動も11月29日に行われる。そして、ジーンズの代名詞、リーバイスは「LVE FOR ALLコンドーム」を無料で11月28日から12月26日までリーバイス・ストア等で無料サンプリングをする。このコンドームは11月から相模ゴム工業株式会社から順次全国で発売される。サガミストアでの購入可能。コンドームは高いと言う意見も聞くが、コンビニサイズなら500円、ワンコインで買える。しかも、コンドームにありがちな「薄い」といった、デザインがないので恥ずかしくない。これなら、女の子も手軽に買えると思う。
コンドームは避妊具だが、HIVを含めた性感染症を予防する医療器具でもある。予防出来るのに、予防しない。予防する道具を買うことが恥ずかしい。そう言ってはいられない現状がそこまで来ている。
HIV感染者1万人突破 7~9月は過去最多
2008年11月19日
厚生労働省のエイズ動向委員会は19日、国内のHIV(エイズウイルス)感染者が累計で1万人を超えたと発表した。新規感染のペースは右肩上がりに増えており、厚労省は「先進諸国が横ばいの中で日本の感染率上昇は目立っており、啓発が遅れている」と警戒を強めている。
厚労省によると、7~9月に報告があった新規感染者は294人で、四半期ベースでは過去最多。血液製剤で感染した薬害被害者を除く感染者は累計で1万247人(男性8305人、女性1942人)に達した。85年の最初の感染報告から5000人突破までは17年かかったが、ここ数年でペースが急激に上がり、03年1月以降の5年9カ月で5107人の感染者が見つかった。
感染ルートの大半は性的接触で、特に若年男性の同性間の性的接触による感染が増えている。感染者の居住地は東京が約3分の1で突出している。エイズを発症した患者の累計は4790人、薬害以外の死亡者累計は864人。
引用:毎日ニュース
シャーリーズ・セロン国連平和大使に就任
2008年11月18日
「南アフリカという国に生まれ育った立場から見て、女性や子どもたちへの暴力がなくならないばかりか、状況が悪化していることは明らかです」と、故郷の南アフリカがアパルトヘイト撤廃後も平和とは程遠いことを主張。「(国連という)素晴らしい組織と協力し合うことで、ラテン・アメリカやアジアの国々の問題についても理解することができると期待しています」と語った。
セロンは1999年に、ケープタウン・レイプ危機センターで人権活動に目覚めた。当時、南アフリカでは26秒に1人という頻度、女性3人に1人という確率で強かんが横行していたという。その後、「シャーリーズ・セロン・アフリカ・アウトリーチ・プロジェクト」を設立、HIV/エイズに苦しむ子どもたちや家族への援助を行ってきた。
女優としても、「どんな役柄であろうと、いつも社会的な問題を映し出す作品に出演してきた」と語るセロン。「何か自分にとって嫌なことがあったときには、声を上げて主張するようにしています。それが自分自身への責任。たとえ平和大使になることがなくても、この責任を果たし続けていくつもりです」とき然とした態度を見せた。
記者たちに対しても、「任命された理由が、ファッションではないことを願います」と冗談を交えながら、「私が平和大使としての活動を行う際には、ジャーナリストの皆さんのサポートと声により、多くの人々にメッセージが伝わるよう期待しています」と力強く呼びかけた。
国連の平和大使は、過去に俳優のマイケル・ダグラスやジョージ・クルーニー、チェリストのヨーヨー・マ、日本人ではヴァイオリニストの五嶋みどりらが任命されている。
引用:VARIETY
TKO、HYDE、フジ・佐々木アナらがエイズ予防イベントに初参加「We are しんせき」
2008年11月 4日
人気お笑いコンビ・TKOらが4日(火)、都内で12月の世界エイズデーに合わせて開催されるエイズへの正しい知識の普及や差別の解消を目的としたイベント『RED RIBBON LIVE 2008』の記者会見に出席した。総合プロデューサーでラジオDJの山本シュウは「"We are しんせき"を合言葉に今年も輪を広げていきたい」とあいさつ。イベントには再結成したSPEEDの今井絵理子、HYDE、先日再婚と妊娠を発表したフジテレビ・佐々木恭子アナウンサーらが初参加する。
今年に入り再びブレイクしていると言われているお笑いコンビTKOの木本は、「昔は(イベントに)参加しても先輩芸人から『何をやってるの?』って白い目で見られたけど、今は『イベントで何をしているの?』と言われるように変わってきた。興味を持つと食いついて離さない芸人にとっては、コンパの掴みトークでも今回のことを使えるし、学ぶことはまだまだありますね」とあいさつ。TKO・木下も「自分を知るためにいいきっかけになっている」と参加の意義について語った。
イベントは、今月29日にSHIBUYA-AXで開催されそのほかにも押尾コータロー、SEAMO、GLAYのTERU、アンジェラ・アキ、小林麻央も参加。世代を超えた著名人によるライブとトークショーで、HIV感染予防やエイズとの正しい知識やつき合い方について発信する。
引用:oricon