世界エイズデー アジア11カ国に子どもの患者13万人
(CNN) 12月1日は世界保健機関(WHO)の定める世界エイズデー。WHOが同日発表した統計によると、東南アジアや南アジア11カ国でエイズウイルス(HIV)に感染またはエイズを発症している子どもの数は、2009年時点で推定13万人に上った。
この数字は01年の8万9000人に比べ、46%も増えている。11カ国はバングラデシュ、ブータン、北朝鮮、インド、インドネシア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイ、東ティモール。
一方、国連エイズ合同計画(UNAIDS)が先月発表した世界182カ国対象の年次報告では、09年の新規HIV感染者が世界全体で推定260万人と、 1999年の310万人から減少した。エイズ関連の原因で死亡した患者数は、99年の210万人から180万人前後に減っている。感染が最も深刻な15カ国でも、HIVの新規感染率が25%以上低下しているという。
ただUNAIDSによると、HIV感染者1人が治療を開始するごとに、新たに2人が感染している計算となる。特にアフリカのサハラ砂漠以南は新規感染者の 69%が集中し、深刻な影響を受けている。また、東欧や中央アジアを中心とする7カ国では、新規感染者が25%も増加した。さらにアジア太平洋地域では9 割の国に、HIV感染者の人権を妨げる法律が存在するという。
UNAIDSは、各国政府から寄せられたエイズ対策費が08年の77億ドルから09年は76億ドルに減ったことを指摘。低所得国のエイズ対策はほぼ9割が国際的な資金援助に頼っているとして、各国に協力を呼び掛けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101201-00000024-cnn-int
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